ガンバ大阪は29日、大阪・吹田市の万博練習場でJ2徳島ヴォルティスと練習試合を行った。一般公開された調整試合は、J1の貫禄を示したG大阪が4-1と完勝した。

主力組は前日28日、3-1で新潟を下してリーグ戦の連敗を5で止めた。8試合ぶりの勝利で、アウェーは今季初白星。最下位のままだが、17位湘南には勝ち点1差に迫った。

この日は控え組中心のメンバーながら、先発にはGK谷、DF藤春、江川、三浦、高尾、MF山本理、宇佐美、柳沢、FW食野、福田、山見といった豪華な顔ぶれがそろった。宇佐美は累積警告で新潟戦は出場停止だった。

故障の影響などで、4試合連続で先発を回避している三浦はフル出場し、右足とヘッドで2得点するなど攻守にアピールした。

前日の新潟戦はベンチ入りするも、出番がなかった山見は「(新潟戦の)1勝は大きいが、自分はピッチに立てなかった。途中出場でも、もっとやっていかないといけない」と決意を新たにしていた。