鹿島アントラーズは9日、関西学院大DF濃野公人(のうの・きみと、21=4年)の24年加入が内定したと発表した。

福岡県出身の濃野はサガン鳥栖U-15、熊本・大津高を経て関学大へ進学。鹿島DF植田直通は大津高の先輩に当たる。豊富な運動量と高い技術を持ち、攻撃の起点となるプレーが特長で、攻撃的サイドバックとしての期待がかかる。

現在、鹿島は岩政大樹監督の下、攻撃の組み立てにも着手し、サイドバックが流動的に動き、攻撃を担う役割も求められている。濃野の来季の加入は、鹿島にとって大きな武器になりそうだ。