J1で12位と苦戦する東京のアルベル・プッチ・オルトネダ監督(55)が成績不振から解任されることが13日、分かった。近日中に発表される。後任は昨季まで浦和を率いたリカルド・ロドリゲス監督(49)が浮上している。18日のルヴァン杯アウェー京都戦は、安間貴義コーチが一時的に指揮をとる可能性がある。

シーズンの半分を終えた現時点で5勝4分け8敗の18チーム中12位。就任2年目となる今季は戦術も浸透し、開幕前から優勝を目標に掲げていた。一方でアルベル監督と強化を進めてきた山形伸之GMが昨季限りで退任。オフシーズンにはFW仲川輝人を獲得したものの、補強が十分とはいえない部分も残っていた。首位を走る横浜との勝ち点差はすでに17に広がっている。新たな体制を確立させてのチーム再建が急がれる。