セレッソ大阪は15日、大阪市内での練習を一般公開し、けがで1カ月以上離脱していたクロアチア人のDFマテイヨニッチ(32)が完全合流を果たした。

復帰戦は最短で18日のルヴァン杯1次リーグ最終節のホームG大阪戦になるが、照準は24日のリーグ・アウェー札幌戦とみられる。5月7日鹿島戦で背中を負傷し、公式戦は直近7試合を欠場していた。

この日、取材に応じたマテイヨニッチは「日々、コンディションは上がってきている。今日はまったく問題なくプレーできた。次は大阪ダービーなので、どういう状況だろうが、勝たないといけない」と意欲を示した。

開幕からリーグ戦で12試合に出場する大黒柱のセンターバックについて、小菊昭雄監督(47)は「ダービーにぎりぎり間に合うか、札幌戦以降に100%の状態に持っていければ」と説明した。いずれにしても復帰は近い。

逆にマテイヨニッチが不在だった公式戦7試合で、代役以上に活躍し、5勝1分け1敗の快進撃に導いたDF進藤亮佑(27)が、けがのため別メニュー調整となった。GKキム・ジンヒョン(35)も足の指の骨折で長期離脱となり、選手が出そろわない状況が続く。