ベガルタ仙台は13日、堀孝史監督(56)の今季限りでの退任を発表した。J2優勝、J1昇格を目指してシーズンがスタートしたが、成績不振により7月に伊藤彰前監督(51)を解任。チーム再建を託された堀氏がコーチから昇格した。しかし、J1昇格プレーオフ出場(3~6位)争いにも絡めずに低迷。今季最終戦となった前日12日のホームFC町田ゼルビア戦は1-3で敗れ、12勝12分け18敗の16位で終戦を迎えた。

来季監督は決定次第発表される見込みだが、後任はU-17日本代表の森山佳郎監督(56)の就任が有力視されている。

堀監督はクラブを通じ、「シーズン途中より監督として指揮を執る機会をいただき、心から感謝しております。全力を尽くしましたが思うような結果が伴わず、責任を感じております。このクラブにはすばらしい選手がいるので、来シーズンのJ1昇格を願っております。そして、どんな時も温かい後押しと応援をしてくださるファン、サポーターや、スポンサー、自治体などのステークホルダーのみなさま、ボランティアスタッフおよびクラブ関係者のみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。ベガルタ仙台を離れることにはなりますが、今後のクラブの発展と選手たちの活躍を祈念いたします。1年間本当にありがとうございました」とコメントした。