浦和レッズのDF岩波拓也(29)が、ヴィッセル神戸へ移籍することが6日、決定的になった。

岩波を巡っては、複数のJクラブが獲得に乗り出し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場している海外クラブからも好条件での正式オファーが届いていた。浦和も神戸を上回る条件で契約延長を提示しており、その中で、古巣の神戸への復帰を決めた。

神戸は23年にリーグを初制覇。来季はアジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)への出場が決まっている。過密日程の中、選手層を厚くすべく、ACLを経験している岩波に正式オファーを出した。

岩波は今季リーグ戦8試合出場も先発は1試合のみ。ルヴァン杯は7試合、天皇杯2試合、ACLで4試合に先発。再びリーグ王者の神戸で定位置争いに加わる覚悟だ。