明大から加入したルーキーMF田中克幸(21)がプロデビューを果たした。

新人で唯一開幕ベンチ入りし、後半40分、MF駒井善成(31)に代わって出場。効果的な縦パスやボールタッチなどを見せ、堂々としたプレーを見せた。「スタートラインに立てた。やっとプロのピッチでできたのがうれしかった。これに満足せず、ここから右肩上がりのパフォーマンスを発揮できるように」と喜んだ。

1月の沖縄キャンプでの今季初実戦となった練習試合で、いきなり主力組でプレー。ペトロビッチ監督からの期待感が表れていた。次なる目標は初先発。「もっと決定的な仕事をより前の位置でできるように。1日1日を大事にしながら、自分らしさを出せば評価もしてくれると思うので」と気持ちを高めていた。