東京ヴェルディがホームでアルビレックス新潟と2-2で引き分けた。今季初勝利はまたもお預けとなった。

そんな中、異彩を放ったのがMF山田楓喜(22)だった。パリオリンピック(五輪)出場を目指すU-23日本代表MFは前半8分、ゴールまで30メートル近い距離から左足でFKを決めた。

横浜F・マリノスとの国立開幕戦に続く今季2本目のFK弾に「あの位置でFKを取った時点で入ると分かっていたし、自信を持って蹴った。僕の左足はちょっと違う」。隣に10番を背負うMF見木友哉も立っていたが、「自分が蹴るから、そこに立っていてや」と言うほどだ。

左足のFKキッカーと言えば、中村俊輔が有名だが「自然と目には入ってきますが、特に参考にしている選手はいない」。

東京Vにとどまらず、日本を代表するFKキッカーが現れた。