熊本・鹿本高サッカー部員18人が落雷により病院に救急搬送された事故で、意識不明だった2人のうち1人が退院したことが5日、分かった。

落雷は3日、宮崎市内のサッカー場で起きた。遠征先で練習試合中だった18人が落雷事故に遭い、宮崎県内の病院に救急搬送された。

うち男子部員2人が意識不明で入院中だったが、熊本県教育委員会体育保健課の担当者は「2名入院していたうち1名につきましては、退院したという連絡が午後に来ました」と説明した。

だが、集中治療室(ICU)に入っている1人については「変わった情報は来ていません」と話し、引き続き治療が行われている。