ヴィッセル神戸は、またもリーグでのホーム横浜F・マリノス戦で勝てなかった。11年8月勝利して以降、これで3分け9敗と12戦未勝利となった。

0-1の後半20分にFW大迫勇也(29)が負傷交代するアクシデントがありながらも一度は同点に追い付き、同30分のGK前川黛也(29)退場後も攻撃姿勢を失わず、12分間のアディショナルも積極的に前に出たが、あと1歩届かなかった。

DF酒井高徳(33)は試合を振り返って「全体的にもったいない試合だった」と話し、フリーでのクロスを許した1失点目と、フリーでシュートを打たれた2失点目の対応を悔やんだ。

それでも数的不利になってからの戦いはポジティブにも捉えており「10人になってからのリアクションは悪くなかった。負けてしまったけど、負けに等し(い試合だった)かったかと言われたら、そうではなかった」とコメント。スコアレスドローに終わった3日のサガン鳥栖戦に続いて2戦未勝利となったが、酒井は「昨季はどんな状況でも1試合に懸ける思いが強かった、それは今季もしっかり続けてやらなきゃいけないこと」と13日FC町田ゼルビア戦(国立)での巻き返しを誓った。

【J1スコア速報】はこちら>>