<J1:東京3-2鹿島>◇第30節◇26日◇味スタ

 2連敗中の東京が、7試合黒星のなかった鹿島に3-2で攻め勝った。カウンターで攻めてくる鹿島に対し、東京は序盤からサイド突破で。後半11分、右サイドを切り崩したMF石川のセンタリングにFWカボレが合わせて先制。その後、2点を加え、鹿島の追撃を振り切った。

 東京城福監督は「選手が戦う気概を見せてくれた」と、首位鹿島に競り勝った選手をたたえた。一方、敗れた鹿島・オリベイラ監督は「東京がアグレッシブだった。彼らの狙い(サイド突破)が当たっていた」と、試合を振り返った。