Jリーグ理事会が18日、東京・本郷のJリーグで行われ、J2大分の株主変更が了承された。14・88%にあたる1600株を保有する筆頭株主のティエムシーが、全株式を大分商工会議所に譲渡する。大分はJリーグの指導のもとで経営再建に取り組んでいるところとあり、鬼武健二チェアマン(70)は「商工会議所には株主として支援をして頂き、クラブとして、さらに経営努力をしてもらいたい」と語った。

 同じく経営難の東京Vについては、この日の理事会で審議されることはなかった。ただ、予定していた億単位のスポンサー料が入金されないなど状況は厳しく、鬼武チェアマンは「(現状での経営が)ダメなら、その時に判断する。こちらとしても、いろいろな準備をしている」と話していた。