<天皇杯:G大阪2-1浦和>◇準々決勝◇25日◇万博

 浦和は延長戦の末にG大阪に敗れ、準々決勝で姿を消した。後半27分に先制を許したが同36分、DF宇賀神友弥(22)が同点弾を決めた。相手選手からのこぼれ球を途中出場のFW田中達也(28)が拾い、パスを受けた宇賀神がゴール前にドリブルで切り込み、右足でミドルを決めた。今季リーグ戦では26試合に出場し、2得点。この日は「点を取るイメージで試合に入ったけど、本当にやっちゃった。自分でもびっくりです。いつも練習後にシュート練習している“自称・宇賀神ゾーン”だったので」と、笑った。一方、この試合を最後にクラブを去るフィンケ監督(62)、FWポンテ(34)、MF細貝萌(24)の3人に対して「3人のことを考えるとさみしい。(シーズンを)終わらしてしまったことは申し訳ない」と、謝罪の言葉を口にした。