Jリーグ王者の名古屋が1日、愛知・豊田市内でリーグ連覇を目指すシーズンをスタートさせた。午前中には清水から完全移籍で加入したアジア杯日本代表MF藤本淳吾(26)の移籍加入会見とチームミーティングを実施。午後からドラガン・ストイコビッチ監督(45)が見守る中、走り込み中心のメニューをこなし3日からの大分・別府キャンプ(16日まで)に備えた。

 ストイコビッチ監督は「我々は過去は振り返らない。未来に向けて歩みを進める。去年はチャンピオンにもなりパーフェクトな1年だった。だが、それももう思い出の一部だ。私にはチームを成功へと導く義務があるし、それができる」と意気込みを語った。

 また、今季主将について聞かれると「前からやっていた選手だよ」とニヤリ。GK楢崎正剛(34)を指名したと明かした。選手会長にはMF小川佳純(26)が就任した。