飛車角抜きの横浜が26日、横浜市内のマリノスタウンで行われたJFL町田との練習試合(45分×2本)で不安を露呈した。負傷離脱中のMF中村俊輔(32)の代役にMF狩野健太(24)、DF中沢佑二(32)の代役はボランチのMF谷口博之(25)をコンバートした。4-1-2-3の変則3トップを試したが、中盤でのこぼれ球を拾えず攻撃は単調。守備でもサイドから崩される場面が多く安定感を欠いた。DF栗原勇蔵(27)は「負けたくないという、戦う気持ちが足りない。どんな良い選手、監督がいてもそれがないと」と精神面から立て直しをはかる。昨季Jリーグ王者・名古屋との開幕戦(3月5日・豊田ス)へ迷走は続きそうだ。