アジア・サッカー連盟(AFC)は29日、クアラルンプールで2012年の年間表彰各賞を発表し、女子の最優秀選手にロンドン五輪で銀メダルを獲得した日本代表主将で27歳のMF宮間あや(岡山湯郷)を選出した。2年連続2度目の受賞となり、澤穂希(INAC神戸)と大儀見優季(ポツダム)を抑えた。

 女子の最優秀代表チームには「なでしこジャパン」が選ばれた。

 新設のアジア以外でプレーする男子の最優秀アジア選手部門は香川真司(マンチェスターU)が、長友佑都(インテルミラノ)らを抑えて受賞した。フットサルの最優秀選手には逸見勝利ラファエル(名古屋)が選ばれ、最優秀チームも日本となった。

 女子の最優秀ユース選手には柴田華絵(浦和)、最優秀コーチには日本協会スタッフの高倉麻子コーチが選ばれた。

 最優秀主審の男子は西村雄一氏、女子は山岸佐知子氏が受賞した。

 アジアのクラブに所属するアジア人の男子最優秀選手はJ1の磐田やG大阪でプレーした李根鎬(韓国)が選ばれた。