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 クラブW杯:広島3-2蔚山>◇5位決定戦◇12日◇豊田

 Jリーグ王者の広島が、アジア王者の蔚山(韓国)を下した。オウンゴールで先制を許した広島は、前半35分にMF山岸が同点ゴールを決め、1-1で前半を終了。後半に、FW佐藤が2点を決め、振り切った。【前半0分】広島のキックオフで試合開始。広島は白、蔚山は青のユニホーム。気温は7度、湿度59%と好コンディション。広島のGK西川は、左ほおに大きな絆創膏を貼って出場している。【前半5分】ペースは、蔚山。ボール支配率も高く、広島のDFラインの裏を積極的に狙う攻めが目立つ。広島は、リズムが作れずになかなか攻めの形が作れない。【前半10分】ここまでのボール支配率は、広島52%だが、蔚山が攻め込むシーンが目立つ。ここまでのシュート数は、蔚山が2、広島は1。【前半17分】★蔚山が先制した。広島DF水本のバックパスが、GK西川の動きの逆に流れ、そのままオウンゴールとなった。【前半19分】ペナルティーエリア横からの蔚山のFKは広島がクリア【前半20分】広島2本目のCK。森崎浩が左足ボレーで狙うが、ゴール枠を捉えず。【前半25分】ここまでのボール支配率は広島48%と数字は下がったが、蔚山陣内でのプレーが目立ってきた。【前半30分】広島MF森崎浩がタックルを受け、右足を痛める。やや足を引きづりながら、プレーに戻った。【前半34分】森崎浩へのファールとその後の抗議で、蔚山MF李浩に警告。【前半35分】★広島が同点に追いついた。反則で得たFKを森崎浩がゴール前に。FW佐藤が頭で合わせたが、GKが弾く。しかし、詰めていたMF山岸が冷静に右足で押し込んだ。【前半40分】同点にされた蔚山は、積極的の広島DFの裏を狙う攻めが目立ってきた。ここまでの支配率は広島51%とほぼイーブンに。【前半45分】ロスタイムは1分。最後に、蔚山がロングボールを多用し、攻め込む。【前半46分】1-1で前半を終了。前半の支配率は、蔚山が51%、広島が49%だった。【後半0分】蔚山のキックオフで後半開始。【後半5分】蔚山は、大型のFW金信旭にボールを集めるプレーが目立つ。広島は、両サイドを使ったプレーが増えてきた。後半6分に蔚山はCB金致坤がアウト、李宰誠がイン。【後半11分】★広島がFW佐藤のゴールで勝ち越した。左サイドからの山岸のクロスを、相手DFを競り合いながら、佐藤が上手くゴールに流し込んだ。ゴール後には、佐藤を中心、四股を踏んむゴールパフォーマンスを見せた。【後半15分】蔚山が前に出てくる。ペナルティエリア付近で激しく競り合ったイ・グノがファールを取られる。【後半20分】やや広島の支配率が上がり、53%。広島DF黄に警告。このFKも広島DFがクリア。広島は、オウンゴールで1失点もDFラインとGK西川の安定した守備が目立つ。【後半27分】★広島が追加点を奪った。スルーパスを受けたMF高萩がドリブル突破を狙うが、相手DFに当たる。このこぼれ球を再び高萩が奪い、DF2人を振り切り、丁寧なラストパス。逆サイドに走り込んだFW佐藤が決めた。【後半30分】広島は山岸がアウト、清水がイン。【後半33分】広島はDF森崎和がアウトし、FW登録の石原を投入。完全にペースは広島。【後半35分】広島GK西川が、ラフィーニャと競り合い、左手を負傷し、治療。試合が5分あまりストップした。【後半40分】試合再開。広島がショートパスをつなぎ、好機を作る。【後半42分】イ・グノと競り合った広島DF塩谷のタックルに対して警告。ペナルティーエリア外10m、ゴールほぼ正面からのFK。ラフィーニャが直接狙うが、壁に当たる。ラフィーニャの後ろからタックルに対して警告。これをきっかけに小競り合いとなり、広島GK西川にも警告。【後半45分】ロスタイムは4分。【後半49分】★ラストプレーで、蔚山のFKが直接ゴールに入り、2点目。ここで試合終了のホイッスルが鳴った。