23日決勝の皇后杯(全日本女子サッカー選手権、NACK5スタジアム大宮)で初優勝を狙う新潟が22日、埼玉・吉見町の武蔵丘短大で調整した。

 なでしこジャパンMF上尾野辺めぐみ主将(27)の母校で「昔と変わってないですね」と笑いながら、約1時間の回復メニューを消化。前日21日の準決勝(対岡山湯郷)の疲れをいやした。

 決勝進出は2大会ぶり2度目。前回敗れたINAC神戸との再戦となる。上尾野辺は「2年前は雰囲気にのまれてしまった。今度は立ち上がりに気をつけたい」と気を引き締めた。能仲太司監督(35)も「中1日ではやれることがないんで(笑い)。まずは疲労を取って、明日はやってきたことを出したい」と話した。