<サッカー全日本高校女子選手権:常盤木学園1(PK5-4)1藤枝順心>◇準決勝◇7日◇ノエスタ

 常盤木学園(宮城)が2大会ぶり6度目の優勝に王手をかけた。

 前回大会準決勝で、藤枝順心(静岡)に後半ロスタイムに追いつかれてPK戦の末に敗戦。1年後の今回は真逆の形で、終了1分前にエースFW白木星(あかり、3年)のゴールで同点とし、6人目に突入したサドンデスのPK戦を制した。

 阿部由晴監督(52)は「うちにとっても順心にとってもいいゲームでした。こういうゲームは未来に生きてくる」と、敵味方関係なく激戦を高く評価した。

 常盤木学園は最多5度を更新する6度目の優勝をかけ、11日にノエビアスタジアム神戸で2連覇を狙う日ノ本学園(兵庫)と対戦する。