<J1:G大阪1-1清水>◇第7節◇17日◇万博

 前半は負傷者続出のG大阪がペースを握った。システムを3-5-2に変更し、4-3-3の清水に対し、冷静な対応を見せた。粘り強く戦い続けた前半40分、右CKからゴール前でDF高木和道が倒され、PKを獲得。これを、MF明神智和が決め、先制点を奪った。一方、暫定ながら首位に立つ清水は、消極的なプレーが目立ち、ふがいない内容で前半を終えた。

 後半に入ると、清水が息をふき返した。まずは後半5分、MF小野伸二のスルーパスにFWヨンセンがヘディングシュート。さらに、7分、FW藤本淳吾の右CKにボスナー。今度はMF小野伸二の左CKにFW岡崎慎司がダイビングヘッドで飛び込んだが、相手GKの好セーブに阻まれた。だが、開幕6戦無敗の意地がある。同25分、ゴール前でパスを受けたFW岡崎慎司が強引にシュートを放つと、相手DFに当たって同点弾。試合はこのまま1-1のドローで終わった。