<J1:浦和2-0京都>◇第30節◇14日◇埼玉

 3連敗で本拠地に戻った浦和が、試合の主導権を握った。前半25分、ペナルティーエリア付近でMF柏木陽介-FWエジミウソン-FWサヌとダイレクトパスをつなぎ、最後はサヌのシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を、エジミウソンが右足で蹴り込んで先制点を奪った。前半終了間際にはFW原口元気がドリブル突破から強烈な右足シュート。惜しくもGKに阻まれたが、スピードとパスワークを発揮した攻撃で流れを引き寄せた。

 

 後半開始早々には、浦和MF高橋峻希が立て続けに右サイドを突破して、ゴールをかすめるシュートを連発。その後は京都の猛攻に耐える時間帯が続いたが、GK山岸範宏が同16分、京都FWディエゴのシュートを好セーブするなど、失点を許さなかった。試合終了間際には故障から戦列復帰して途中出場したMFポンテが、ゴール右隅への技ありの一撃で追加点。4試合ぶりの白星を飾った。