<J1:浦和1-1G大阪>◇第2節◇2日◇埼玉

 G大阪が今季初の4連勝を逃した。序盤から動きが鈍く、持ち前のパスサッカーが見られない内容。後半11分にMF宇佐美貴史(19)の今季3点目で先制したが、同32分に浦和MF原口元気(20)のヘディングシュートで追い付かれた。

 西野朗監督(56)は「ここ数試合では、全体的に体もボールの動きも一番、重かった。レッズの圧力も受けた中でも、もう少しボールを保持して戦わないと」と首をひねった。ただ、宇佐美と原口という若い2人による点の取り合いには「2人に関しては日本サッカー界を引っ張っていく攻撃的な選手。本当にアグレッシブに競い合っている」と、目を細めていた。