福岡は3日、成績不振を理由に篠田善之監督(40)の解任と浅野哲也ヘッドコーチ(44)の昇格を発表した。福岡は3日現在、2勝2分け15敗の勝ち点8で最下位に低迷している。

 福岡市内のクラブハウスで記者会見した浅野新監督は、J1残留に向け「残り15試合。すごく厳しい状況だが勝ち点を目指していく。いい戦いで終わらせたくない」と語った。

 浅野新監督は現役時代に名古屋などで活躍し、日本代表としてもプレー。福岡では昨季からヘッドコーチを務めていた。

 篠田監督は2008年7月に成績不振で解任されたピエール・リトバルスキー前監督の後任として就任。昨季はJ2で3位に入ってJ1復帰を決めたが、就任4季目の今季はJ1で開幕9連敗を喫するなど、不振を極めた。