来季J2に降格する磐田は16日、新監督にブラジル出身のペリクレス・シャムスカ氏(48)の就任が決まったと発表した。

 2005年から09年途中まで大分を率いた経験がある。08年にはヤマザキナビスコ・カップを制し、大分に初の主要タイトルをもたらした。退団後は中東やブラジルのクラブで監督を務めた。

 ゼネラルマネジャーに元V川崎(現東京V)監督の加藤久氏(57)、強化部長に今季限りで引退した元日本代表の服部年宏氏(40)が就任する。

 今季開幕から低迷した磐田は、途中からロンドン五輪で日本男子を率いた関塚隆監督が指揮したが立て直せず、J1で17位に終わって初の降格となった。退任した同監督の後任候補には元メキシコ代表監督のヘスス・ラミレス氏らが挙がっていた。