C大阪は16日、ドイツ出身でイタリア国籍を持つマルコ・ペッツァイオリ氏(45)の監督就任が決まったと発表した。契約はことし末までで、17日の練習からチームを指揮する。

 ドイツの年代別代表や同国1部リーグのホッフェンハイムを率いた経験を持つ新監督は「セレッソというタレントの宝庫で仕事に就けることをうれしく思い、奮い立たせられる思いでいっぱいです」とクラブを通じてコメントした。

 C大阪は日本代表の柿谷や山口、ウルグアイ代表のフォルランら豊富な戦力を持ちながらリーグ戦で暫定13位に低迷し、今季就任したポポビッチ監督を9日に解任した。岡野社長は「シーズン途中の監督交代は苦渋の決断だったが、新監督のもと攻撃的なサッカーを取り戻すため今回の決断に至った」とした。