横浜は18日、横浜市内で練習しC大阪戦(19日、ヤンマー)に向け、大阪へと移動した。DF中沢佑二(36)は、同戦に出場すればJ1通算450試合出場の区切りを迎える。

 過去に同550試合の楢崎正剛(名古屋)、同517試合の伊東輝悦(長野)、同501試合の山田暢久(浦和=昨季で引退)、同465試合の明神智和(G大阪)の4人しか到達していない大記録。しかし、特別な思いはないようで「450試合でも、まだ手にしたものは片手で数えられちゃう」と言った。あくなき向上心がボンバーと呼ばれる男を支えている。

 トップに立つ楢崎とは長く日本代表でともに戦い、互いによき理解者でもある特別な関係。この日も「上には上がいますから」と楢崎の名を挙げた。区切りの一戦も、いつものように勝利を、完封を追い求めてピッチに立つ。