<J1:浦和4-0大宮>◇第22節◇30日◇埼玉

 浦和が大宮との“さいたまダービー”に勝利した。

 まず前半33分、MF宇賀神が左サイドをドリブル突破し、MF梅崎が合わせて先制点を決めた。同37分にはMF柏木のクロスにフリーのFW興梠が頭で合わせて追加点を奪った。大宮は、同ロスタイムにズラタンが頭でシュートを打つが、浦和GK西川が好セーブ。前半は2-0で折り返した。

 後半から、大宮はMF泉沢を投入。さらにMFカルリーニョスも入れて打開をはかった。しかし、浦和は同4分に、左CKの柏木のクロスをDF森脇が頭で決めて3点目。同15分にはMF宇賀神も決めて突き放した。

 大宮も、同17分に左クロスにFWムルジャが合わせてシュートするが、またも西川が弾いた。同21分には、DF福田を投入。同27分にはDF高瀬がシュートを打つが、枠を超えた。一方の浦和は、FW李、前大宮のMF青木、MFマルシオ・リシャルデスを投入した。同38分、大宮はゴール前まで攻め上がるが、オフサイドの判定。そのまま浦和が無失点で勝利し、首位を守った。大宮は、泥沼の4連敗となった。