福岡大のU-20(20歳以下)日本代表、FW永井謙佑(19)が今季、福岡の特別指定選手として登録されることが有力となった。そのほかDF宮路洋輔(21)FW高橋祐太郎(21)の3年生コンビに加え、4月に同大入学予定の筑陽学園DF牟田雄祐(18)も登録する方向で、福大パワーが昨季8位に低迷したチームの起爆剤として注入される。

 永井は、昨年末の全日本大学選手権では準々決勝で流経大に0-1で敗退したが、スピードに乗った攻撃で相手DF3、4人抜きを繰り返した。福岡の篠田善之監督(37)とともに視察した田部和良GM(47)は「永井の才能を、福岡で開花してもらいたい」と高く評価した。ほかの九州のJクラブも特別指定を要請していたが、選手数が少なく大学生も活躍のチャンスがあるJ2の福岡で、経験を積むことになったもようだ。