今季からJFL(日本フットボールリーグ)に参戦するV・ファーレン長崎が27日、テレビショッピング・通信販売でおなじみのジャパネットたかた(長崎県佐世保市・高田明社長)とスポンサー契約を締結した。契約期間は来年1月31日までの1年間。3月15日の開幕戦から胸部に「ジャパネットたかた」のロゴが入ったユニホームで戦う。

 高田社長が自ら登場するCMで全国的な知名度を誇る同社は、同じ長崎県内で産声を上げたV・ファーレン長崎を、これまでも後援会の法人会員として支援してきた。この日、同社で行われた会見で高田社長は「商品を使っていただいて家族に元気、感動を与える当社の企業理念とV・ファーレン長崎との思いがマッチングし、支援させていただくことになりました。スポーツには人を元気にする力があります」と話した。

 JFL初昇格のV・ファーレン長崎にとって、今年は初の全国リーグ参戦となる。小嶺忠敏社長(63)は「日本を代表する企業にご支援いただき、非常にありがたい気持ちです。私たちも今年から全国の舞台に上がりますが、1日でも早く日本一、そして世界を目指し、ジャパネットさんに追いつけるようがんばります」と決意を語っていた。