2月4日から13日まで宮崎市内でキャンプを予定している横浜が、キャンプ地の変更を検討していることが29日、分かった。霧島連山・新燃岳の噴火の影響が同市内にも及ぼし始めたこともあり、代替地の調査を開始した。

 同クラブは昨年も同市内でキャンプを行い、充実した練習メニューを消化することができた。今年は噴火後の推移を見守ってきたが、キャンプ開始日が迫る中、最悪の事態も想定し始めた。クラブは事態の沈静化を願い、宮崎を最優先に考えている。しかし降灰によって、屋外トレーニングが難しくなる可能性も考えられる。選手への影響を考慮した上で、変更を余儀なくされた場合は、温暖な気候、宿泊施設から練習場までのアクセスなどから選定。九州北部や四国などが候補となりそうだ。