清水DF辻尾真二(25)が公式戦6戦ぶりに戦列復帰する。6日の次節新潟戦に向け2日、約1時間半の調整を行った。ミニゲームで主力組の右サイドバックに入った辻尾は「今週は無理してでも行く。痛みはあるけど、そうも言ってられない」と、強行出場を志願した。

 7月9日の甲府戦で右ひざを負傷。不在の間にチームは今季初の連敗を喫した。本来はMFの山本真をサイドバックに入れるなどしてやりくりしてきたが、結果は出なかった。専門性が高いポジションだけにレギュラーの離脱は大きく響いた。辻尾は「疲れは抜けた。試合に使ってもらえたら、足がつるまで走って、チームに勢いを与えたい」と、復帰戦へ気合を入れた。