ACL出場を決めた浦和が、仙台のMF関口訓充(26)の獲得に乗り出していることが1日、分かった。複数の関係者によれば、サイドポジションの選手層を厚くするため、元日本代表の関口をリストアップしている。

 今季、浦和のサイドハーフはMF平川やMF梅崎、MF宇賀神が務めてきた。サイドを何度も上下動できる豊富な運動量、クロスの精度が求められる非常に重要なポジション。来季の浦和はリーグ戦、ナビスコ杯に加え、ACLも控えており、過密日程とどう向き合うかは大きな課題になっている。

 浦和はリーグ優勝を当然のように求められており、加えてACL制覇もノルマになってくる。スキルが高く、攻撃的なタレントはいくらそろえていても足りないくらいだ。

 関口は今季、けがの影響で途中出場が多かった。契約満了のタイミングに合わせ、出場機会を求めて移籍する可能性は高い。既に浦和は、鹿島FW興梠の獲得にも乗り出しており、アジア制覇へ、万全のチーム作りにぬかりはない。