脳振とうの復帰プロトコルの過程にあるサッカー日本代表MF遠藤航(29=シュッットガルト)が16日、ワールドカップ(W杯)カタール大会に向けて、ボールを使った練習を再開した。

17日にカナダとの国際親善試合が行われるUAE・ドバイには同行せず、別メニュー調整中のMF守田英正(27=スポルティング)とともにドーハに残留してトレーニング。室内でバイクをこぎ、屋外で徐々に強度を上げながらジョギングを行った。その後、合流初日の15日には行わなかったボールを使う動きを再開。細かいステップを踏みながら、トレーナー相手にボールを蹴り、約30メートルの距離から動きをつけて、強めの力で蹴った。最後には、ボールを力強く蹴り上げる練習も行った。

遠藤は今月8日の試合でヘディングにいった際、相手と互いの頭が激しく激突。倒れ込み、脳振とうと診断された。ドーハ入り前に検査を行い、合流にGOサインが出たが、前日15日には「サッカーをやってみてどうなるか。やってみないとそこは分からないので」と話していた。慎重を期しながらも本番へ向けて1歩段階を踏んだ。