サッカーのワールドカップ(W杯)で活躍した本田圭佑(36)が21日、滞在中の中東で元オランダ代表のレジェンド、MFクラレンス・セードルフ氏と再会した。2人でお茶をともにする2ショット写真とともに報告した。

ツイッターには「クラレンス(セードルフ)と久しぶりの再会。最近の子供たちは分かってくれるかなー?お父さんたち、彼の凄さをちゃんと伝えといてください」と絵文字付きで、お願いした。

◆クラレンス・セードルフ 1976年4月1日、スリナム共和国生まれ。92年にオランダの名門アヤックスでプロデビュー。95年にセリエAのサンプドリアに移籍。その後レアル・マドリード、インテルミラノとビッグクラブを渡り歩き02年夏にACミラン移籍。12年6月に退団するまで主力として10シーズン在籍し、12年夏からはブラジルのボタフォゴでプレーしていた。オランダ代表としても国際Aマッチ87試合に出場した。現役時代は176センチ、80キロ。

この経歴通り、まさにサッカー界のレジェンド。ミラン、Rマドリード、アヤックスの3クラブで欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制した。W杯にも当然出場しており、オランダの10番として、1998年フランス大会で4強入りしている。

本田とは縁が深く、本田のACミラン在籍時に監督を務め、その後、本田はかつてセードルフ氏が活躍し英雄視されるブラジルの古豪ボタフォゴでもプレー。ミランでの先輩後輩であり師弟で、ボタフォゴでも先輩後輩の間柄。有意義な時間を過ごしたようだ。

本田は、日本で全64試合を無料生中継するインターネットテレビ局ABEMAのW杯中継のゼネラルマネジャー(GM)として、日本の1次リーグの試合など5試合を現地から解説する。