FIFAワールドカップ(W杯)1次リーグE組初戦で日本に敗れたドイツ代表のハンジ・フリック監督に対し、2002年日韓大会の準優勝メンバー、ディートマー・ハマン氏(49)もかみついた。

ハマン氏が批判したのは選手選考についてのもの。有料サッカーチャンネル「Sky」のコラムで「フンメルスのようなピッチ上で責任者となれる選手、チームの成長のために批判を恐れずチームをまとめられるようなが必要です」と記した。

指摘したマッツ・フンメルス(ドルトムント)は190センチを超える大柄なDFで、守備的MFもこなせる献身性にすぐれた選手。今回はW杯メンバーから外れ「サッカー人生最大の失望」とまで答えており、代表チームからの引退を示唆していた。

ハマン氏はこれとは別に、DFリュディガーが浅野に対して両足を高く上げて走った行為について「横柄で傲慢(ごうまん)なプレーだ」とも批判しており、日本に敗れた母国代表への不満を募らせている。