サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)で活躍し、今大会はインターネットテレビ局ABEMAでの自由すぎる独自の解説が話題となっている本田圭佑が30日、YouTubeでライブ配信を行った。

滞在中のカタールから登場。日本の決勝トーナメント進出の懸かる大事な1日(日本時間2日未明)の1次リーグ第3戦のスペイン戦もABEMAで解説することになっている。

ここまでのABEMAの解説者としての高評価? について聞かれ、「正直、(なぜ高評価か自分では)あんまり意味が分かってない。驚きじゃないけど。えっ? 何でなん?? って感じ。(緊張は?)練習してないのに、緊張もないよね。普通に、あんまり面白くやろうと思っているわけじゃなくて、普段、仲のいいヤツらとサッカー見てたらこうなるよね、と。居酒屋に僕がいて見てたらこうなるよね、って感じ」と、解説よりかなりリラックスした口調で説明した。

解説した日本の第2戦のコスタリカ戦については「あえて前に向いているという前提で振り返ると、一番大きく最初に議論しないといけないのは、支配する、日本の方がコスタリカより強いという選択をしたわけです、森保さんは。これは…。いいですよ、でも、僕と大きく違う。選んだ時に、ポゼッション重視のメンバー構成やったんか? って話。僕やったら、ボランチのとこ、もっとボール出せる選手を選ぶ。もっとチャンス作れてたかもしれない」とした。

鎌田の不調説について「本人が気付いている通りじゃないですかね。微妙なとこがずれて、技術的なミスが多かったですね。紙一重がいい方向に来ないのは、不調と言わざるを得ない」と気遣った。

同じトップ下の選手として比較されると、「僕はトップ下(が鎌田の適正ポジション)とは思っていない。あのプレースタイルはトップ下より、もうちょっと後ろの選手。あんまり、FWとの連係を重要視している感じがしない。トップ下の人は、ラストパスへの意識が高い」と自身の見解を口にした。