スペイン代表のルイス・エンリケ監督(52)が日本について、「鎌田、久保、南野らを気に入っている」と明かした。

スペインは12月1日にFIFAワールドカップ(W杯)1次リーグ最終節で日本と対戦する。その一戦に向け、前日にエンリケ監督が記者会見に出席した。そのもようをスペイン紙マルカ電子版が同日に伝えた。

 

エンリケ監督はその際、日本の印象について聞かれ、まず「とても良く仕上がっているチームだ。我々はオリンピックで日本と対戦しているが、その時に出場した7人(ウナイ・シモン、パウ・トーレス、エリック・ガルシア、カルロス・ソレール、ペドリ、アセンシオ、ダニ・オルモ)がここにいる」と話した。

続けて、「日本には欧州のトップレベルのリーグでプレーしている選手が多数いる。ドイツにたくさんいるし、スペインでも何人かがプレーしている。彼らはダイナミックで非常に骨の折れる選手たちだ。私は日本の中盤が好きだし、鎌田、久保、南野らを気に入っている。非常に難しい試合になると思うし、我々にとって大きな試練となる」と簡単な試合にならないことを強調した。

またエンリケ監督は1次リーグを首位通過した場合、準々決勝で優勝候補のブラジルと対戦する可能性があるため、2位を狙う可能性があるかを問われ、次のように完全否定した。「もし(最終節の)2試合とも0-0で終盤まで行き、日本とコスタリカがそれぞれゴールを決めた場合、我々は敗退することになるので、不確かな計算などできない。我々は首位になりたいし、W杯に優勝するためには最高のチームを倒す必要がある」と返答していた。(高橋智行通信員)

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