メッシはW杯後の代表引退の可能性を完全否定した。

試合後、アルゼンチンのテレビ局「TyC Sports」に今後の意向を明かした。「これ(W杯優勝)でキャリアを締めくくりたかったのは明らか。もう何も求めることはない」。これ以上ない充実感をにじませながらも、今後も国を背負い戦う意思を宣言。「私はサッカーが大好きです。代表チームにいることを楽しんでいます。世界チャンピオンとしてあと数試合、プレーし続けたい」と言い切った。

スカロニ監督は早くも、次回26年大会のW杯(米国、カナダ、メキシコ3カ国共催)でエースが出場することを歓迎した。「次のW杯のために、彼の居場所を確保する必要がある。彼がプレーを続けたいのなら、彼はプレーしているだろう。サッカーのキャリア、アルゼンチン代表でどうするか、決める権利を彼は持っている」。4年後にメッシが出場するとすれば、その時は39歳。大ベテランとなったエースがピッチに立つ姿に夢は広がる。メッシは今大会は「最後のW杯」として臨んでいたが、勝利の美酒を再び味わうために、大舞台に帰ってくるかもしれない?

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