8月31日のW杯アジア最終予選で日本と対戦するオーストラリアが、14年W杯ブラジル大会覇者のドイツに2-3で敗れた。W杯優勝国を相手に、開始5分に失点を許すなど前半はいいところがなかったものの、後半からは果敢なプレスでリズムをつかむなど巻き返しに成功した。

 オーストラリアは0-1の前半41分にMFロギッチが中央突破から左足で同点弾。1-3になっても集中力は切れず、後半11分にFKの流れからFWユリッチがこぼれ球を押し込んだ。その後も果敢なプレスでリズムをつかんだが、萎縮したかのような前半の立ち上がりでアジアと欧州の差をまざまざと見せつけられた。ポステコグルー監督は「負けは監督の責任。失望している。我々は負けるためにここに来たのではない」。第2戦は中2日でアフリカ王者カメルーンと対戦する。