マインツがFW不足に陥っていると、18日の独紙ビルトが報じた。

 同紙によると、コドロとベルグリーンは負傷、オニシボは直前にあばらの打撲で離脱、武藤は風邪をひいて、16日のBミュンヘン戦では最後15分だけのプレーとなった。

 本来モナコのアルゼンチンFWギド・カリーリョのレンタル移籍でほぼ合意に達していた。だが、移籍市場が閉まる直前にモナコ側が急に1500万ユーロ(約19億5000万円)約での完全移籍を要求。マインツのチームマネジャーであるルーベン・シュレーダーは「レンタルで獲得というはずだったが、その窓が閉じてしまった。モナコは手放したくないという決断をした」とコメント。

 結果としてBミュンヘン戦では本来中盤のロビン・クアイソンがCFで出場。ビルト紙採点6だった。監督のサンドロ・シュバルツは「ボアテングとフンメルスという世界最高クラスのCBと戦った。ほかの選手でも問題は抱えただろう」とクアイソンをかばった。

 

 モナコに残ったカリーリョは? 今季5試合に短い出場をしただけ。マインツの方が彼を必要としていた、と伝えた。