フローニンゲンMF堂安律がリーグ戦初ゴールを決めた。

 2試合連続のスタメン出場を果たした堂安は前半15分、右サイドからのFWマヒのクロスがファーまで抜けてきたところを下がりながら左足トラップ。タイミングを見計らって右足を振り抜くと、ボールは相手DF、GKの股を連続して抜けゴールネットを揺らす先制点となった。

 「あそこに入ることが大事だと思っていた。この前の試合、前回の試合もあそこで決定的なところを外したが、あそこにいるポジションは悪くないと思って、続けてやろうと思った結果、こぼれてきた。落ち着いていつもなら左足に持ち替えるところを右足で打ったのが良かった。(股抜きは)1人目は狙ったんですけど、キーパーまでは見えてなかった。ラッキーですね」と振り返り、「気持ちよかったというか、やってやった気持」と喜んだ。

 同点に追いつかれた後の後半9分にも、キックした右CKから勝ち越しゴールにつながった。「すごいいいボール上がって、キックの感覚も良かったです。意としたボールが蹴れました」。初のフル出場も果たしたが、チームは後半42分に退場者を出し、2-3で逆転負けした。

 フローニンゲンは2勝2分け3敗の勝ち点8で暫定11位。