ドルトムントは14日にライプチヒと対決するが、このトップゲームはどれだけ安全なのだろうかと、12日の独紙ビルトが報じた。昨シーズン2月に行われた同カードでは、ドルトムントのフーリガンがライプチヒを追いまわし、石を投げたり暴力を振るわれたりで負傷者が出ていた。そのため、その次のホームゲームのウォルフスブルク戦ではゴール裏立ち見席すべてが封鎖される処罰が下された。

 ドルトムントのウルトラスは14日にアンチ・ライプチヒの行進をすると呼びかけている。代表のエドツァルト・フライホフは「すべて準備している!」とコメント。前回は237人の警官隊が警備にあたったが、今回は約1000人に増強。ライプチヒ側は8000枚のチケットが割り当てられていたが、ドルトムント入りするファンは3500人とされている。

 ライプチヒファンの1人オリバー・ハエゼさんは「僕はあの試合に友達とドルトムントにいた。ビールをかけられ、マフラーとニット帽を盗まれた。もうこりごりだよ。もう1度は必要ない」とコメント。

 ライプチヒのチームはセキュリティー会社シールド・セキュリティーにガードされてスタジアム入りする。シールド・セキュリティー社はドイツ代表もガードしている。