ウエストハムの共同オーナーの1人であるデービッド・サリバン氏は、新指揮官に就任したデービッド・モイズ監督(54)の指名は、ギャンブルであることを認めたと、8日付の英紙サンが報じた。

 サリバン氏は、モイズ監督がウエストハムで自身の手腕を証明する必要があるとした。「これは、ギャンブルだよ。だが、シーズン終了後に私たちがどこにいるのか、見てみようじゃないか。私は、彼がチームを引き上げてくれると信じている。来季の監督は、(今季の状況が見極められるまで)誰も候補がいないし、誰とも契約しないと、モイズ監督と約束した」と契約の経緯を明かした。

 モイズ監督については「これは彼の仕事で、彼がつかみ取った。彼にとって、大きなチャンスだよ。エバートンで10年間、指揮してきたことがあるから、悪い監督にはならないよ。彼は良い監督だ」と話した。