メキシコ1部パチューカの日本代表FW本田圭佑(31)が27日、自身の公式ツイッターで契約満了となる今季限りでのパチューカ退団を示唆した。すべてスペイン語で次のように書いた。

 「親愛なるメキシコの皆さん、私の思いを皆さんと共有したいと思います。パチューカを離れる可能性があります。それは経済的な問題ではありません。クラブと、そういったことが理由で何かを決めたことは1度もありません。1年前にクラブとの契約にサインをしたときに決めていたことです。この世界を、より良いものにするために、新しい挑戦をしたいのです。皆さんの愛情に感謝しています。チームメートが大好きです。ディエゴ、マルコ、アンドレス、ヘスス、パチューカのすべての皆さん、そしてメキシコの皆さんも。私の家族のように思っています。ありがとう」

 本田は昨年7月に1年契約で電撃的に移籍加入。年俸はクラブ史上最高額の360万ドル(当時のレートで約4億1400万円)と破格の待遇で迎えられた。

 本田の希望をのむ形で1年契約を結んだため、この夏で契約が切れる。

 本田はプレーオフ進出をかけ、28日(日本時間29日)にホームでのアトラス戦に臨む。