リバプールがFWサラーの負傷退場のアクシデントに遭いながら、アウェーでFW武藤嘉紀が所属するニューカッスルに3-2で競り勝ち、暫定首位に浮上した。

リバプールは前半13分、右CKをフリーでDFファンダイクが強烈なヘディングシュートを決めて先制。同20分に同点に追いつかれたが、同28分、右クロスにサラーが右足を合わせ今季22得点目を決めて勝ち越しに成功した。

しかし、後半9分、CKからの2次攻撃でFWロンドンに左足で蹴り込まれて再び同点に追いつかれた。そして同28分、DFラスセルズのゴール前への浮き球へ走り込んだサラーが相手GKドゥブラフカと激突。頭部を強打し倒れ込んだまま起き上がれず、担架で運び出された。

エースを失ったリバプールだが、同41分、FWシャキリの右からのFKにサラーに替わったFWオリギがニアで頭を合わせて勝ち越し点を奪った。

武藤は2-3とリードされた後半ロスタイムから出場した。

8連勝のリバプールは29勝7分け1敗の勝ち点94。6日にレスターと対戦するマンチェスター・シティーに暫定2差をつけて首位に浮上した。リバプールは7日にホームでバルセロナと欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦を戦うが、サラーの出場は不明。

ニューカッスルは11勝9分け17敗の勝ち点42で14位。