【イスタンブール=オルムシュ由香通信員】長友佑都のガラタサライ(トルコ)はホームでパリ・サンジェルマン(フランス)に0-1で敗れ、1分1敗となった。先発し後半32分に退いた長友は、エムバペや昨年のワールドカップ(W杯)で対戦したベルギー代表のムニエらとの対決に「楽しいですね。このレベルでやれるのは」「たまらないですね。もう燃えますね」と表情は明るかった。次戦はホームでレアル・マドリードを迎える。「今日みたいな試合ができれば勝つチャンス、確率高いと思いますよ」と意気込んでいた。
一問一答は次の通り。
-久しぶりのチャンピオンズリーグ
楽しかったです!相手のレベルもそうですし、楽しいですね。このレベルでやれるというのは。
-健闘しただけに悔しい?
いい試合が出来たんですけどね。結局、結果が付いてこないというのは、まだまだ自分たちの実力不足だということを受け止めて。また、次アウェーの戦いがありますので、そこで結果を残せたらと思います。
-センターバック3枚にして長友選手はかなり高い位置でのプレーでした。チームとして攻撃力を考慮してのことでしょうか。
マンツーマンでつくところだったんですけど、僕らも実は知ったの今日だったので(笑い)全くトレーニングもしてなくて。まあ、今日知って。今日挑んだという形だったんで。その中でもすごく機能していたし、アグレッシブにいけて。PSGがあれだけ、ボールをつなげない状況とか。慌てている状況というのは、僕自身は初めて見たんでね。うん。まあ、いいプレッシャーかけられて、いい試合ができたっていうのは間違いないと思います。
-これだけできたというのは、かなり自信になるのではないでしょうか
そうですね。自信にはなると思いますね。こういうスピリットと、戦う姿勢でやれば。選手はいい選手がいるんで。僕たちも。戦う姿勢があれば、絶対やれるな、というのはありますね。次がレアルマドリードなんで。結果残せるよう、しっかり戦います。
-前半、デマリア選手にガツガツ行ってるシーンとかありました。
今日はムニエのマークが多かったんですけど。ベルギー代表の。W杯でも彼とマッチアップしてたんで。懐かしいなあと思いながら。戦ってましたけど。やっぱり世界的な選手、デマリアもそうだし、エムバペが出てきたりとか。世界的なプレーヤーとやれるというのは、本当に僕自身たまらないですね。なぜだかビビる心は全く1つもないですね。やってやるという気持ちのほうがもう。これは、僕の性格だと思うんですけど。もう、燃えますね。
-後半に抜け出してというゴールシーンがありました
うん、いやーちょっとあれね。中にフリーの選手がいたんでね。まあそういうところで、ふかしてしまったというのは。また、冷静にビデオ見直して修正しないといけないですね。ああいうところが、差だと思います。しっかりとピンポイント合わせて。本当にビッグチャンスで。しっかり合わせられるようにならないと、やっぱり上には行けないです。
-次はレアルマドリード。今日、引き分けて後のない状態で必死で来ると思います
そうですね。でもホームなんで。今日みたいな試合ができれば勝つチャンス、確率高いと思いますよ。
-今日の後半の選手交代は、長友選手の体調不良などではないですか
そういうわけではないですよ。全然大丈夫です。連戦でずっと試合に出続けているので。日本代表の試合もありますし。CLもずっとやっているんで。なかなか日程的に正直簡単ではないですよ。正直、本当に厳しい日程ですけど。まあ、やるしかないですよ。監督が求めてくれる限り、気を振り絞って戦いたいと思います。