マジョルカMF久保建英がフル出場し同点ゴールを演出するなど攻撃をけん引したが、チームは1-2で競り負けアウェーでは今季全敗の6連敗となった。

久保は左サイドで先発したが、後半7分に先制を許した後は右サイドでプレー。同13分には中央からグラウンダーの左足シュートを放ったが相手GK正面でゴールは割れず。しかし、同20分、ペナルティーエリア右でパスを受けると、相手選手2人に対峙(たいじ)しながらも余裕を持ってキープし、走り込んだDFサストレへスルーパス。この折り返しをMFダニロドリゲスが押し込み、同点ゴールを演出した。

その8分後に再び勝ち越しを許し、1点ビハインドで迎えた同ロスタイムにはこぼれ球を拾い左足ハーフボレーでゴールを狙ったが、惜しくも相手GKの好守に阻まれた。続くCKチャンスでは2次攻撃で中央からペナルティーエリア左へ絶妙のスルーパスを送り決定機を作ったが、味方シュートがクロスバーをたたき得点にはつながらず、悔しい黒星を喫した。

マジョルカは4勝2分け8敗の勝ち点14で暫定16位。