フランクフルトのMF長谷部誠(35)が29日、静岡・掛川市内で自身のスクールで講義を行った。

08年から3クラブを渡り歩き、4大リーグ戦で日本人初の300試合出場を達成。日本代表でも主将を務めた経験を踏まえ、「小さいことを積み重ねることで大きなところにたどり着ける。習慣としてできる人間になってほしい」などと説いた。

来年1月に36歳を迎えるベテランは、今季限りでクラブとの契約満了を迎える。既に延長オファーを受けていることを明かし、「自分自身も前向きに考えている。ただ、この世界はめまぐるしく状況は変わる。1カ月後、2カ月後にどうなっているかわからない。契約に関しては、チームとゆっくり膝をつき合わせて話していきたい」と話した。