新型コロナウイルス感染拡大の影響により、サッカーの公式戦はほとんどの国で中断されているが、先週末は6カ国で計27試合が行われた。

国際サッカー連盟(FIFA)が配信する世界各国リーグの試合速報から集計した。

8日には韓国のKリーグが台湾リーグに続いて開幕。Kリーグは6試合、台湾では4試合が行われた。中断することなく、リーグを開催し続ける中央アジアのトルクメニスタンでも3試合が消化された。強行開催していたタジキスタンのリーグは一時中断された。

欧州では2カ月延期されていたフェロー諸島のリーグが開幕。10チームで争われる同リーグは9日に2試合、10日に3試合が行われ、11月7日まで続く予定になっている。同国では新型コロナウイルス感染による死者が報告されていないという。

欧州で唯一、リーグ継続中のベラルーシでは今週末も8試合が消化された。

中米のニカラグアでは9日に国内リーグ・トーナメントの決勝第2戦が行われた。ロイター通信によると、接触プレーで選手が流血するなど試合は白熱。レアル・エステリがマナグアFCを2戦合計4-2で下し優勝した。