バルセロナのキケ・セティエン監督(61)が15日、ホームで行われるスペイン1部リーグ第29節レガネス戦に向けて試合前日に記者会見に臨み、エイバル戦でのレアル・マドリードのゴールについて意見を述べている。

バルセロナは現在、Rマドリードと勝ち点差2の勝ち点61で首位をキープしている。そのような状況の中、Rマドリードが14日にホームで乾貴士が所属するエイバルと前節対戦し3-1で勝利した。その際、クロースが決めた先制点について、その前のベンゼマのプレーにオフサイド疑惑がかかっていた。

キケ・セティエン監督はそのことについて問われ、「コントロールできないことはたくさんある。昨日は3センチがゴールかどうかを決めたが、それはどのチームにもコントロールできない要因だ。ある日は有利になり、別の日は不利になる。誰にもコントロールできないディテールだよ」と見解を述べ、仕方がないことを強調した。

20得点でRマドリードのベンゼマに6点差をつけ、スペイン1部リーグの得点ランキングトップに立つメッシについては「調子はいい。しかし驚異的な得点データだけでなく、アシストのように貢献している他のことも評価しなければいけない。彼は先日、再び2アシストを記録したし、我々に多くの勝ち点をもたらせている。20得点は途方もないものだ。彼は700得点以上決めていると思うし、そのために彼は世界最高の選手なんだ」と大絶賛した。

また、キケ・セティエン監督はレガネス戦前日、招集メンバー23人を発表した。デンベレがケガ、ジョルディ・アルバが出場停止で招集外になった一方、マジョルカ戦で出場停止だったラングラがメンバー復帰している。(高橋智行通信員)